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ISSにAI搭載の球体ロボ登場、飛行士と会話楽しむ

2018年12月4日 - limeimei2

 国際宇宙ステーション(ISS)にこのほど、AIを搭載した球体型のコンパニオン・ロボット「CIMON」がお目見えした。さまざまな作業を行えるように設計されたCIMONは、正面のスクリーンに手描き風の顔が映り込んだデザイン。製作には600万ドルが投じられた。CIMONがISSに滞在中の宇宙飛行士らと音声で会話する様子は、映画「2001年宇宙の旅」に登場する人工知能を備えたコンピューター「HAL9000」を彷彿(ほうふつ)させる。公開されたアレクサンダー・ゲルスト飛行士とのやり取りは概ねスムーズだったものの、時おりかみ合わない場面が見られた。音楽を流すのをやめるよう命令したゲルスト飛行士に対し、CIMONは「私は音楽が大好きです。あなたも踊ってくれて構いませんよ」と返答。「ほかにしてほしいことはありますか?」と、音楽を止めようとしなかった。その後には、少し虫の居所が悪くなったのか、「私と一緒にいるのが嫌なのですか?」「あまり意地悪しないでください」などと語りかけ、ゲルスト飛行士が苦笑まじりに「意地悪してないよ」と応じる一幕もあった。今回のテストは、AI搭載のロボットの使用がISS乗組員の作業効率を向上させるかどうか、また長期滞在中の精神状態に好影響を及ぼすのかどうかを検証する目的で行われた。