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BMWの新たなるフラッグシップクーペ「8シリーズ」に試乗|BMW

2018年12月7日 - limeimei2

BMW M850i xDrive|ビーエムダブリュー M850i xDrive

“大人のクーペ”復活に期待大

2017年の「コンコルソ デレガンツァ ヴィラ デステ」でコンセプトモデルがお披露目され、2018年のル マン24時間レースでプロダクトモデルが発表された、BMW「8シリーズ」。新世代のフラッグシップクーペに、モータージャーナリストの九島辰也氏が試乗した。

Text by KUSHIMA TatsuyaPhotographs by BMW

“大人のクーペ”というカテゴリーに復活した8シリーズ

“大人のクーペ”という言い方がある。ある程度のサイズを持った2ドアクーペで、それなりの高級感も兼ね備えたものだ。かつての日本車でいえば、トヨタ「ソアラ」や日産「レパード」あたりが頭に浮かぶ。80年代に憧れられたモデルだ。

輸入車でいえばジャガー「XJS」やメルセデス「SL」、後の「CL」になる「SEC」あたりもそうだろう。そうそう、キャデラック「エルドラド」なんていうモデルもあった。スーパーカーとは異なる成熟した大人の世界。ツイードのジャケットをまとってステアリングを握るのが様になるクルマたちだ。

さて、今日そのカテゴリーはどうなっているかというと、それなりに充実したラインナップが顔を並べる。メルセデス・ベンツ「Sクラス クーペ」やアストンマーティン「DB11」、ベントレー「コンチネンタルGT」シリーズなどだ。

BMWの新たなるフラッグシップクーペ「8シリーズ」に試乗|BMW
BMWの新たなるフラッグシップクーペ「8シリーズ」に試乗|BMW

さらに、最近は2ドアクーペに実用性をもたらせた4ドアクーペも参入している。アウディ「A7スポーツバック」やメルセデス・ベンツ「CLS」、ポルシェ「パナメーラ」など。オーセンティックなスリーボックスにはない“艶”が魅力だ。

前置きが長くなったが、そんなマーケットに向けて新たに名乗りを上げたのが、このBMW「8シリーズ」だ。ところで、齢四十路以上の方であれば「復活!」と思うことだろう。90年代、リトラクタブルヘッドライトの8シリーズが存在したからだ。後にメジャーでも大活躍する某有名プロ野球選手が乗っていたのを記憶する。

今回、ついに8シリーズが蘇ったわけだ。といっても、BMWの現在のランナップの都合でそうネーミングされただけで、かつてのモデルとの関連性はない。7シリーズとも共有する最新のプラットフォームに最新のパワートレーン、そして最新のインターフェイスを搭載して登場した。