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米当局のファーウェイCFOに対する容疑明らかに カナダ裁判所

2018年12月8日 - limeimei2

 中国通信機器大手ファーウェイ(華為技術)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)が米国の要請でカナダで逮捕された事件で、カナダ検察は7日、逮捕容疑が対イラン制裁違反の事実の隠蔽(いんぺい)であることを明らかにした。検察が保釈の審問で明らかにしたところによると、孟CFOは金融機関に対してファーウェイの子会社を別会社と説明し、米国による制裁をすり抜けようとした疑いが持たれている。米国に身柄を移送される可能性がある。一方、弁護士は孟CFOとカナダのつながりを指摘し、逃亡の恐れはないと主張した。判事は保釈の可否の判断を示しておらず、10日午後1時から審問を再開する予定。孟CFOの拘束をめぐる詳細はこれまで一部しか明らかになっていなかった。判事は孟氏の請求に応じて警察と検察による情報公開を禁じていたが、7日にこの措置が解除された。審問ではさらに、米ニューヨーク州東部地区の連邦地裁が8月22日に孟CFOの逮捕状を発付していたことも明らかになった。ファーウェイは聴聞後の声明で「引き続き10日の審問を注視していく」「カナダと米国の司法当局が正しい結論に至るものと確信している」と述べた。孟氏による不正は一切把握していないとしている。ファーウェイはスマートフォンやネットワーク機器の製造で世界最大手だが、同社の機器が国家安全保障上のリスクを及ぼしているとの懸念から、海外での成長性が損なわれる状況となっている。