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連載・藤原美智子 2018年12月|進化したマットな赤口紅

2018年12月27日 - limeimei2

連載・藤原美智子 2018年12月|進化したマットな赤口紅

下半期のマイ・ベストアイテムはマットな赤口紅

12月になってから、いろいろな媒体で2018年のベストコスメアワードが発表されました。私もいろいろな媒体で審査員を務めましたが、他の審査員の方の評価を読んで見逃していたものを見つけたり、その良さを再確認したりすることができました。そんな意味でもコスメアワードの受賞は各ブランドの方々の苦労が報われる瞬間でもあるけれど、私たち消費者にとっても素晴らしい商品を知ることができる良いきっかけに。さて、今年最後のこの連載では下半期、特に私が気に入ったアイテムを取り上げたいと思います。それは赤マット口紅です。

Photographs & Text by FUJIWARA Michiko

マット赤の進化と効果

下半期の口紅は「赤で始まり、赤で終わった」と言っても過言ではないぐらい赤口紅が注目を浴びましたが、その中でも今年ならではと言うと、やはりマットな赤口紅でしょうか。その特徴はマットと一口で言い表せない質感の奥深さ。マットだけれども軽いつけ心地だったり潤い感があったり、輝きがあったりと実際に塗らないと、どのような感じのなるのか予測つかないものがほとんど。マットの振り幅はそれぞれのブランドによって異なるのですが、どれも従来のマットだけのマットではないというのが共通の特徴。

また、このような洗練された質感によって普通の赤口紅や従来のマット口紅よりも、塗った瞬間に顔がパッと明るく、肌が冴え冴えと綺麗に見える効果がグーンと高まったこと。そして、ふっくらとした丸みのある唇の印象に仕上がることも共通した大きな特徴と言えるでしょう。

今まで「唇がガビガビになるのでは……」と懸念していた人。あるいは「赤口紅を塗ってみたいけれど、“ケバく”なりそうで……」と二の足を踏んでいた人は、今こそチャレンジと見直す良い機会かも!

連載・藤原美智子 2018年12月|進化したマットな赤口紅

ルージュ ディオール ウルトラ ルージュ 999(パルファン・クリスチャン・ディオール)
美しい発色で塗った瞬間、肌も気持ちもパッと明るくなる赤。ソフトマットで塗り心地がよく、仕上がりもしっとりとしていて、何故だかつけている間中、女らしい気分になれるから不思議。輝きのあるサテンマットの質感で唇が丸みを帯びて見えるので色っぽい印象にも。まさに赤口紅の女王のような存在。

ルージュ アリュール リクィッド パウダー リップカラー 960(シャネル)
全く新しい質感のリキッドルージュ。スルスルと軽やかに塗れるのに、仕上がりはフワッと染まったような質感でイノセントな印象に。チャーミングな“素唇風”にするときにも便利。極小のカラーピグメント効果で唇がフックラとした印象になるのも嬉しい。気負いなく塗れるので赤初心者にもトライしやすいはず。

ルージュ ピュールクチュール ザ スリム 21(イヴ・サンローラン)
スクエアでスリムなボトルデザインと同じように、モードでスタイリッシュな印象になれるパキッとした赤。クリーミィな付け心地で気持ちよく塗れるし、カラーが長時間持続するのも嬉しい。存在感のある唇は若々しくモードな印象の大事なポイントとなるけれど、これはまさにそんな唇になれる色と質感!

※濃い色のマット口紅の塗り方は、この連載の2018年3月に詳しく書いていますので参考にしてみてください。