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フェイスブック中止で幸福度上昇、情報量は減少 米調査

2019年2月1日 - limeimei2

 フェイスブックをやめると幸福度が高まる半面、時事問題についての情報量は少なくなる――。米ニューヨーク大学などが実施したユーザーの利用実態調査でそんな傾向が明らかになった。ニューヨーク大学とスタンフォード大学の研究チームは、フェイスブックをやめるとどうなるかを調べる狙いで、協力者に102ドル(約1万1000円)を支払って4週間の間、利用を中止してもらった。その結果、フェイスブックから解放された人は、幸福度が増し、ネット上での活動が減り、フェイスブック以外のSNS利用も減ることが判明。政治的に偏った意見を持つことも少なくなる一方で、時事ニュースについての情報量は減る傾向があった。フェイスブックを使わなかった1カ月間は、1日当たりの自由時間が約1時間増えていた。調査が終了した後はほとんどが利用を再開したものの、SNSに費やす時間が少なくなったというユーザーが大半を占めた。調査にかかわったニューヨーク大学のハント・オルコット准教授によると、調査対象としたユーザーはフェイスブックを大切に思っており、4週間の利用停止の条件として求めた金額が約100ドルだった。調査が終了した後、利用停止をさらに4週間延長する場合の対価について尋ねた金額は、最初に求めた金額とほとんど変わらなかった。「もしフェイスブックがヘロインのようなものだったとすると、この数字は大幅に下がるはずだが、フェイスブックの場合はそうではなかった」とオルコット氏は解説している。