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ドイツポストが新サービス、手紙をスキャンして電子メールで送付

2019年2月4日 - limeimei2

 ドイツポストがこのほど、はがきや手紙を電子スキャンして電子メールに変換し使用者に送付する新サービスの試験運用をドイツ国内で開始した。ドイツポストは社会の電子化が進む中で競争力の維持に苦慮しており、今回のサービスを通じて利用者を取り戻したい考え。今回始まった試験プログラムでは、利用者は利便性のためにプライバシー保護の権利を放棄することができ、デジタルの形式ではがきや手紙を世界のどこにいても受け取れるようになる。ただ、こうしたアイデアは、プライバシーの保護やデータの保持といった点について、より大きな課題を突き付けているともいえそうだ。今回のサービスでは機械によって手紙を開封して短時間、内容をスキャンするため、利用者はプライバシー保護の権利を放棄することになる。料金はひと月あたり5ユーロ(約630円)。民間のスタートアップの中にも同様のサービスを提供しているところがある。独地元紙によれば、ドイツポストの料金は、民間の最も安い料金のおよそ半額だという。ただし、このサービスの対象となるのは、はがきと手紙のみ。書籍などには適用されないという。