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新型ポルシェ911試乗リポート 大谷達也編|Porsche

2019年3月21日 - limeimei2

Porsche 911 Carrera S Coupe|ポルシェ 911 カレラS クーペ
Porsche 911 Carrera 4S Coupe|ポルシェ 911 カレラ4S クーペ

新型ポルシェ911試乗リポート 大谷達也編

やはり最新のポルシェは最善だった

8代目となる新型ポルシェ911が2018年11月にデビューしたのは記憶に新しい。タイプ991から992へと進化した同モデルに、モータージャーナリスト大谷達也氏がスペインのバレンシアで試乗した。

Text by OTANI TatsuyaPhotographs by Porsche

アルミを多用した新開発のボディを採用

ポルシェ「911」が7年振りにモデルチェンジを受けて8代目に進化した。最新の911はタイプ992(7代目はタイプ991)と呼ばれる。

1963年に初代がデビューして以来、911の歴史は進化の歴史だったともいえる。半世紀以上も前に排気量2.0リッターの水平対向6気筒エンジンを搭載して誕生したオリジナル911の最高出力は130ps、0-100km/h加速は9.0秒だった。それがタイプ991の後期型にあたる991IIのカレラSクーペ(3.0リッターターボエンジン搭載)では最高出力420psを発揮。PDKモデルの0-100km/h加速は3.9秒をマークした(スポーツ+の場合)。「最新のポルシェは最善」といわれる所以である。

新型ポルシェ911試乗リポート 大谷達也編|Porsche
新型ポルシェ911試乗リポート 大谷達也編|Porsche

では、8代目はどんな進化を遂げたのか? 今回は「カレラSクーペ」とその4WD版である「カレラS4クーペ」に試乗できたが、水平対向6気筒の3.0リッターターボエンジンの基本はそのままに過給圧の引き上げや燃焼の見直しを図って最高出力は450psに増大。0-100km/h加速は3.5秒へと“進化”した(カレラS、スポーツ+の場合)。ギアボックスはとりあえずオートマチックのPDKのみとなるが、これが従来の7段から8段へと“進化”したことも注目点のひとつだろう。

新型ポルシェ911試乗リポート 大谷達也編|Porsche
新型ポルシェ911試乗リポート 大谷達也編|Porsche

なお、それ以上に大きな話題となっているのがシャシー/ボディ関連の“進化”だ。ボディ構造はアルミを多用した新開発のもので、ボディの単体重量は991の252kgから992では240kgへと軽減。新ボディアーキテクチャーはMMB(モジュラー ミッドエンジン プラットフォーム)と呼ばれ、今後フォルクスワーゲングループで多用されるとのことだが、名前とは裏腹に992でもリアエンジン レイアウトを採用しているのでポルシェファンの方々にはご安心いただきたい。