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オンロードが似合う注目のSUVたち Part 2|ポルシェ カイエンS

2019年3月25日 - limeimei2

Porsche Cayenne S|ポルシェ カイエンS

機械精度を極めたポルシェ製高級SUV

毎年2月に日本輸入車組合(JAIA)がプレス向けに開催する試乗会からの一気乗りリポート。SUV編の第2弾として、今やスポーティなSUVの代名詞ともいえるポルシェ「カイエン」のメイングレード、「カイエンS」のショートインプレッションをお届けする。

Text & Photographs by HARA Akira

ボディが拡大されたにも関わらず65kgのダイエットに成功

ポルシェといえば「911」。このイメージを打ち破り、2002年にデビューした高級SUVが「カイエン」だ。スポーツカー専業メーカーだったポルシェがなぜSUVをつくるのか、と違和感を抱く周囲の反応をよそにすぐに人気モデルとなり、10年に登場した2代目と合計して世界で76万台以上が販売されるという見事な結果を出した。

その間に4ドアモデルの「パナメーラ」や小型SUVの「マカン」を世に送り出し、ポルシェはより広いジャンルへラインアップを増やすことにも成功した。そして2017年末、7年ぶりのフルモデルチェンジを行なったのが現行の3代目カイエンだ。

オンロードが似合う注目のSUVたち Part 2|ポルシェ カイエンS
オンロードが似合う注目のSUVたち Part 2|ポルシェ カイエンS

グレードは、340psを発生する3.0リッターV6ターボの「カイエン」、440psを発生する2.9リッターV6ツインターボの「カイエンS」、550psを発生する4.0リッターV8ツインターボの「カイエンターボ」という3つのモデルを展開しており、今回試乗したのはそのメイングレードであるカイエンSだ。

ボディサイズは、全長4,918×全幅1,983×全高1,696mmで、先代モデルより63mm長く、25mm広く、9mm低い。2,895mmのホイールベースを変えずにボディを大型化した一方で、すべての外板を軽量なアルミニウム製とすることで、重量は65kgのダイエットに成功し、2,020kgとなった。

オンロードが似合う注目のSUVたち Part 2|ポルシェ カイエンS
オンロードが似合う注目のSUVたち Part 2|ポルシェ カイエンS

ビスケーブルーメタリックと呼ばれる濃いブルーに塗られたエクステリアは、よりワイドになったエアインテークや、左右のテールライトを細いLEDで直線的に結ぶデザインなどにポルシェ最新モデルらしい表現方法が見られるが、基本はキープコンセプト。

一方のインテリアは、ポルシェアドバンストコックピットと呼ばれる12.3インチタッチスクリーンを中心とするインテリアに変更され、従来モデルにあったようなアナログスイッチがずらりと並ぶ景色が消えた。

Page02. ダウンサイジングされたにもかかわらず最高出力は20psアップ