メニュー

米グーグル、AI倫理委員会を解散 委員の人選に従業員が反発

2019年4月7日 - limeimei2

 米グーグルは先月末、人工知能(AI)の活用をめぐる倫理問題の諮問委員会を立ち上げたが、1週間余りで解散を発表した。委員の人選に従業員らが強い反発を示していた。グーグルは4日、CNNへの声明で、委員会が当初意図した機能を果たせないことが明らかになったため、白紙に戻すと説明。AIの問題に関して外部の意見を聴くために別の方法を検討すると述べた。委員会の設置は先月26日に発表されたが、保守系シンクタンク、ヘリテージ財団のケイ・コールズ・ジェームズ所長がメンバーに入っていることに対して抗議の声が上がった。ジェームズ氏を外すよう求める文書に、グーグルの従業員2400人近くがオンラインで署名していた。ヘリテージ財団は性的少数者や移民に対する強硬姿勢で知られる。ジェームズ氏は最近のツイートで、性的指向などに基づく差別を禁止する法案への批判を繰り返していた。抗議運動を展開した従業員グループは4日夜、憎悪に屈しない姿勢を貫いた賛同者に感謝するとの声明を発表した。