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米アルファベット傘下のウィング、ドローンでの宅配サービス開始 豪首都近郊

2019年4月11日 - limeimei2

 米グーグルの親会社、アルファベット傘下でドローン(小型無人機)を使った配送を手掛けるウィングが、オーストラリアの首都キャンベラ郊外で食料品などを民家に届けるサービスを開始した。サービスの範囲は今のところ、3つの町の計100世帯に限られているが、数カ月以内にあと2つの町にも順次拡大する。当初3カ月間の配送料は無料だ。ドローン配送サービスをめぐっては、2013年末、米アマゾンのベゾス最高経営責任者(CEO)が数年以内に実現すると予告して話題を呼んだ。しかしアマゾンのプロジェクトはその後、英ケンブリッジでの小規模な実験にとどまっている。米国内では、ドローンを操作する人の視界の外に飛ばしてはいけないといった厳しい規制の緩和が待たれる。ノースダコタ州のゴルフ場がプレーヤーに食べ物を届けたり、新興企業がネバダ州でセブン―イレブンの商品を配送したりしている程度だ。米国外に目を向けると、米シリコンバレーの新興企業ジップラインが16年以降、ルワンダで医薬品など1万2000点を輸送。車では到達困難な遠隔地の病院などに素早く届けることができるようになった。今後ガーナにもサービスを広げる予定だ。配送会社は安全性や住民の賛同など、さまざまなハードルを越える必要がある。ドローンが四六時中、大きな音をたててあちこちの庭に着陸していたら、近隣住民に迷惑がられるかもしれない。グーグルの動画によると、ウィングのドローンは着陸せずにロープを地上へ下ろすことで、配達先の建物や住民、ペットに衝突するリスクを軽減している。